2005年12月04日

MAGMA / Wurdah Itah -1974-

  
  01. Malawelekaahm
  02. Bradia Da Zimehn Iegah
  03. Maneh Fur Da Zess
  04. Fur Dihhel Kobaia
  05. Blum Tendiwa
  06. Wohldunt Mem Deweless
  07. Wainsaht !!!
  08. Wlasik Steuhn Kobaia
  09. Sehnnteht Dros Wurdah Sums
  10. C'est La Vie Qui Les A Menes La !
  11. Ek Sun Da Zess
  12. De Zeuhl Undazir

ロシア語、ドイツ語ときたらもうこれしかありません、コバイア語の登場です!(ヤケ)
正確にはこのアルバム、MAGMAではなく「Cristian Vander」名義のソロ作品なんですが、
この組曲が「Theusz Hamtaahk」の第二章に位置づけられていること、そして誰の目にも明らかな
このジャケットからして完全にMAGMAの作品だと言い切ってしまっても文句は無いでしょう。
音も前作「Mekanik Destruktiw Kommandoh」を踏襲した完全なるMAGMAサウンドなんですが、
何が凄いってこのアルバム、クロース・ブラスキス(Vo)ヤニック・トップ(Ba)ステラ・ヴァンデ(Vo)
そして御大クリスチャン・ヴァンデ(Dr.Key.Vo.)という何とたったの4人編成で録音されているのです。
それでいてこの演奏、まさにマグマというバンド名に相応しい血肉沸き踊る脅威のテンション、
全くもってただただ恐れ入るばかりです。このアルバム、「MAGMA初心者用」的ニュアンスで
紹介されることが多いように思いますが、確かに二枚組の大作「MAGMA Live !」よりは
メンバー構成的にも(良い意味で)あっさりしており初めてでも聴き易いと思います。
好き嫌いはともかく、この得体の知れない物凄いパワーだけは感じ取って頂けるのではないかと。

名盤:★★★★★ 有名:★★★☆☆ 聴易:★★★☆☆

投稿者 suma : 2005年12月04日 14:00 [ アルバム紹介 ]