Rammstein / Rosenrot -2005-
ロシア語の次はドイツ語、何かTOPページがどんどん難解な言語で埋め尽くされていっておりますが…
カイ・ハンセン曰く「ドイツ語で歌って唯一成功しているバンド」であるRammsteinの2005年新作です。
ジャンルで言えばインダストリアルメタルに区分されるであろうこのバンドですが、もうね、
この音聴けばそんなジャンルがどうとかケツの穴の小さいことはどうでもよくなってきますよ。
間違いなく現在「世界最強」の音を出すバンドです。最強なんていうと誤解が生じるかもしれませんが
音楽性の優劣云々といった次元の低い意味合いでなくただ単純、音の持つ破壊力が並でないということ。
デビュー時からまったく変わらない、重厚かつ鋭いギターリフを基調としたミドルテンポの楽曲に
バリトンのドイツ語演説調ボーカルが乗っかる「軍隊」的世界観は是非とも体験してほしいです。
軍隊といっても「突撃ィィィィィ!!」というフットワークの軽い攻撃的なものではなく、
「冷酷非情な恐怖の鬼軍曹」といった感じの音です。すんませんアホな例えしか出来なくて。
まさにこのジャケット通りの世界です。仮にAcceptを戦車とするなら、Rammsteinは戦艦ですよ。
あまりにもクセのある音楽なので慣れるのには時間がかかると思いますが(僕も最近ようやくハマりました)
とりあえずこのアルバムの1曲目、「べんじ~~ん!」で今までにない衝撃をお約束致します。
まぁ入門には2001年の「Mutter」の方がいいかもしれませんが、このアルバムも間違いなく傑作。
ライブでのパイロ使いまくりド派手パフォーマンスも必見ですよ。もう一回来日しないかなぁ。
名盤:★★★★☆ 有名:★★★★☆ 聴易:★★★☆☆
投稿者 suma : 2005年12月03日 22:17 [ アルバム紹介 ]