2005年11月11日

Bullet For My Valentine / The Poison -2005-

  
01. Intro
02. Her Voice Resides
03. 4 Words (to Choke Upon)
04. Tears Don't Fall
05. Suffocating Under Words Of Sorrow (What Can I Do)
06. Hit the Floor
07. All These Things I Hate (Revolve Around Me)
08. Hand of Blood
09. Room 409
10. The Poison
11. 10 Years Today
12. Cries in Vain
13. The End

現在雑誌で大プッシュ、巷でも話題沸騰のイギリス産メタルバンドのデビュー作。
新人?前にもこんなバンドいなかったっけ?と思えばあれはMy Bloody Valentineでした。ややこしい。
何故か僕は「新人とは思えない完成度!」なんて煽り文句でプッシュされるバンドに限って
気に食わないことが多いんですが、このバンドは素直にカッコいいと思いましたですよ。
ジャンルで言えばエモコア?スクリーモ?まったくもって僕のよう知らん世界のバンドなんですが
本人たちが思いっきり公言するとおりIron MaidenやMetallicaといったオールドメタルバンドに
影響を受けたその音はまさに2005年版NWOBHMと呼んでしまって差し支えないものかと。
ボーカルこそデス声一歩手前のハードコアシャウト&今風の若者クリーンボイスというツイン体制ですが
ツインリードのハーモニーで畳み掛ける構成はまさにMaidenやメロデス勢なんかを彷彿とさせます。
全編同じ調子でとことん突っ走るので全部同じような曲に聞こえるのが難点といえば難点ですが
ただ単純「カッコよさ」を前にして、個人的にはその点に文句を付ける気はさらさらありません。
オールドファンがMaiden云々と評判を聞いて懐古趣味で買うととんだしっぺ返しをくらいますが、
昔のバンドも最高だけど今の音楽も好んで聴くぜ!というリスナーには名盤となるでしょうね。

何か1月に来日するんだって?たまにはフレッシュなバンドも見に行ってみようかな。

名盤:★★★★☆ 有名:★★★★☆ 聴易:★★★☆☆

投稿者 suma : 2005年11月11日 23:20 [ アルバム紹介 ]