2005年06月28日

England / Garden Shed -1977-

  
  01. Midnight Madness
  02. All Alone (Introducing)
  03. Three Piece Suite
  04. Paraffinalea
  05. Yellow
  06. Poisoned Youth

ついでにこちらもご紹介いたします。先日紹介したPilotだけではHMVの送料無料にならないってのと
いかにも僕好みの英国風味なジャケに惹かれて軽い気持ちで購入したんですけど、やはり素晴らしい。
このEnglandなるバンド、プログレ衰退期の77年と言う時期にこの名作「Garden Shed」を発表し
そのまま解散してしまった言わば伝説のバンドとしてその筋のマニアに非常に評価が高いのです。
まんま名前を拝借してしまった「Garden Shed」という東京の有名プログレショップもあるほど。
んで内容的には、ややピーガブな繊細Voにぶりぶり五月蝿いBa、トニー・バンクスっぽいKeyや
所々ブラフォー先生を思い出させるDrなどYesとGenesisを合わせた様な…という世間の評価まんまですね。
非常に完成度の高い、しかしどこか漂うB級臭さが魅力的なシンフォニックロックの名盤です。
メロディはポップで聴きやすいですし、この手のプログレが好きな人には諸手を挙げてお勧めします。
個性が無いとかオリジナリティに欠けるとか「England」っぽさがないとか(全部同じか)は禁句。

しかしこれもK2 24bitマスタリングによる音質がすんばらしいですね。
ライナーでも触れられている通り以前の再発CDとはケタ違いだそうですから是非とも買い換えましょう。
ボーナストラックで幻のシングルB面曲"Nanagram"も入ってますし。(CD化は初めてじゃないけど)
またこれはライナーではシカトですけど、実は97年にメンバー監修のリマスターが出てるのですが
それは波形編集で歪みを消してあるなど色々と突っ込んで手を加えてあるのに対して
この紙ジャケ盤では出来る限りLPの英オリジナル盤に忠実なマスタリングがしてある…そうです。
英オリジナル盤ってこんなに音良いのか…クソ高くて買えたもんじゃないですけど。

名盤:★★★★☆ 有名:★★★☆☆ 聴易:★★★★☆

投稿者 suma : 2005年06月28日 14:19 [ アルバム紹介 ]