2005年05月06日

Spiritual Beggars / On Fire -2002-

 
  01. Street Fighting Saviours ★
  02. Young Man, Old Soul
  03. Killing Time ★
  04. Fools Gold
  05. Black Feathers
  06. Beneath the Skin
  07. Fejee Mermaid
  08. Dance of the Dragon King ★
  09. Tall Tales
  10. Lunatic Fringe
  11. Look Back ★

どうも最近、この真っ白いサイトがどこかセピア色がかってきたような気がするので、
せっかく買ったことだし比較的最近のバンドであるSpiritual Beggarsのコレでも。
どことなくIron Butterflyっぽいバンドロゴからサイケ色の強いものを想像してたんですが、
やはりそこはマイケル・アモット、基本的にはSabbath的なドゥームメタルですね。
無論バンドコンセプトである「70年代的HRを現代サウンドで聴かせる」ってのはその通り、
Thin LizzyやDeep Purple、Rainbowなんかの影響も随所に感じます。
で、これを書くに当たって結構な回数繰り返し聴いてみたんですけど…印象に残る曲が無い!
質は文句なしに高く、聴きこむ作業自体にはまったく退屈さを感じなかったんですけど、
歌メロにフックがないためかまたは全編徹底してミドルテンポの曲で埋められているためか
「アルバムの顔」となるような突出した名曲を見つけることは出来ませんでした。
う~んこうやって聴いてる分にはいいけど、これらの曲ライブでは盛り上がるんだろうか…?

と「名盤紹介」の癖して否定的な文章になってしまいましたが…
デヴィッド・カヴァーデイルを豪傑にしたようなVoも中々上手いですし、
ジョン・ロード丸出しのオルガンを弾くKeyもいかにも70年代臭くGood。
良い意味でキャッチーな曲さえ書ける様になればかなりお気に入りとなりそうなバンドなので
DIOとのジョイントライブは結構楽しみです。って、これしか聴いてないんですけど。

名盤:★★★☆☆ 有名:★★★★☆ 聴易:★★★☆☆

投稿者 suma : 2005年05月06日 00:26 [ アルバム紹介 ]