2002年04月08日

Anyone's Daughter / Adonis -1979-

 
  01. Adonis
  02. Blue House
  03. Sally
  04. Anyone's Daughter

ジャーマン・プログレと言えば、電子楽器を用いたアヴァンギャルドな現代音楽のイメージが強いですけど、
79年というプログレ衰退期に発表されたこの1stアルバム、何とCamelも真っ青のシンフォニックロック大傑作です。
冒頭から24分の大曲、怒涛の勢いで押し寄せるキーボードと泣きのギターはやはりGenesisやCamelを髣髴とさせます。
キメる所でビシビシ決まるユニゾン、このギターとシンセのまとまりのあるアンサンブルはまさに痛快の一言。
ジョン・ウェットン似のボーカルが優雅なメロディを歌い上げる様は、この手の音楽が好きな人には堪らないでしょう。
個人的には、スリリングな疾走曲、ラストの"Anyone's Daughter"がお気に入り。妙にサックスのファンキーな小曲"Sally"も良い。
しかしまぁ同じジャーマンでも、Running Wildの後にこれを持って来るのはウチしかないわな…と自己満足に浸るのであります。
もはやお決まりのパターン、この素晴らしき名盤も現在廃盤ですんで中古屋を根気よく当たりましょう。僕はネットで2930円。高っ

名盤:★★★★★ 有名:★★☆☆☆ 聴易:★★★★☆

投稿者 suma : 2002年04月08日 03:32 [ アルバム紹介 ]